まちづくり?
 このページは、日常の都市計画業務の中で感じたことをつれづれなるままに書き記したものです。  個人的独断的な意見ですのでそのつもりでご覧下さい。
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あなたの家の耐震性は大丈夫ですか?
 今年になってからもTVで何回も特集されていたのを、皆さんもきっとご覧になったことがあるでしょうから、今更、関東大震災の心配を私が書くまでもありませんね。
 しかし、残念なことに、地震に対する備えは、都市レベルでも家庭レベルでもなかなか進んでいないと聞いています。

 今回、私の家では耐震補強工事を実施しましたので、その際考えたことを整理してここにご報告させていただきます。
 
1.住宅の耐震補強工事の重要性

 こんな仕事(都市計画)をしているせいでしょうか?恐らく一般の方々より大地震に対する恐れをより強く感じていることは確かでしょうが、自分の家を守ることの重要性について、私はこんなことを考えていました。

・日本の中心部である関東地方における大地震の災害は、神戸や新潟県中部における地震被害など比べものにならないほど、救助・支援は遅れる筈だし、貧弱な物にならざるを得ない。そのため、災害後の生活・復旧の拠点の有無は極めて重要になる筈である。
・基本的には、各家庭にとっての地震被害は、「建物が倒壊している」~「安全に存続している」までの幅の中で大きな差がある。どのような形であれ、建物が安全に存続していてくれれば、自宅内の物資の活用~生活空間の確保が可能になるわけであるが、危険状態で残ったとしても、生活・復旧の拠点には利用できない。
・であれば、個人でできる大地震対策として、何とか安全に存続しうる家の確保を考えたい。



2.耐震補強工事の方法の選択


 どのような方法で耐震補強工事を進めるべきか?私が最も悩んでいたことがこれでした。我が家のように、築44年で、その後も何回か増築をしている家では、ちょっとやそっとのことで納得できるような耐震補強ができるとは思えなかったからです。
 ちょっと調べてみても、耐震補強工事には様々なものがあって「耐震ナビ」のページより)簡単には判断できません。

 私の判断基準は、
・我が家のように特に基礎に不安がある老朽住宅であっても、確実に安全性が確保され、容易には倒壊しないこと。また、中途半端な壊れ方をすることなく、震災後も確実な安全性が確保できていること。
・耐震補強工事の成果が十分納得できる工法であること。
・工事中、日常生活への影響が少なくて済むこと。
・工事期間が短いこと。
・工事費用はできれば少額であること。


 私は、大学の同期の仲間でML(メーリングリスト)を作っているのですが、建築学科出身ですのでその方面の十分な情報が得られます。そうした中で得られた情報から選択したものが「耐震ポール」による耐震補強でした。
 その他の多くの工法が部分的強化の積み上げであり、どの程度の強化が図られるのかが不明な中で、この方法は、極めて単純な発想によるものですが、その理論は明快であって私としても十分納得できるものだったからです。

3.工事実施の結果について

 この工法を採用するには次のような条件が必要になります。
・地盤が良好であること
・建物周辺にポールを立てる余裕が必要であること


 こうした条件が得られない場合、それぞれ地盤改良をしたり、建物内にポールを立てると言った対策がないわけではありませんが、やはりそれはやむを得ない場合に検討すべきことでしょう。
 ちなみに我が家では建物内にもポールを立てる工事を行いました。

 私自身、この工法に出会えたことは大変幸運だったと思っています。そして、これまでいくつかの工事に係わってきているのですが、これほど満足感の得られた工事はありません。また今回は、工事関係者にも恵まれていたと思っています。
#ちょっと褒めすぎですかね(^^ゞ。

 工事の詳細については、ここの別ページでまとめて紹介しているとおりです。参考にしていただけたら…と思います。

 もちろん、工法の選択はそれぞれの事情に併せて行えば良いことですが、私は、一つの選択肢として「耐震ポール」をお奨めしたいと思います。

 そして、何よりも、あなたの家の「耐震補強」をお奨めしたいと思います。
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