まちづくり?
 このページは、日常の都市計画業務の中で感じたことをつれづれなるままに書き記したものです。  個人的独断的な意見ですのでそのつもりでご覧下さい。
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企画提案コンペのいい加減さ
 本日、ある県から封書が届いた。何のことかと思って開封してみたら「○○調査」に関する公募型企画提案コンペの参加申込書及び募集要項らしき書類であった。毎年、何件かこの手の募集がある。大抵の場合は指名参加願いを出している自治体において数社を対象としたものであるが、この手の公募型コンペはめずらしい。
 一見、公平公正な調査業者の選定方法のように思えそうであるが、私はこの手のコンペには応募しないことにしている。その理由を書いてみよう。


●まず、企画提案書の量的な制限も示していないし、見積書を求めていること。つまり価格競争で決めると言っているようなものである。事業コンペや設計コンペはまだコンペ当選によりその後の事業における収益が見込めるのだが、調査は「それだけ」である。価格競争するものに、積極的に応募する筈がない。

●審査基準らしきものが書かれているが、会社概要や過去の類似事項の調査報告書を求めていること。つまり、当然、企画案の内容を主要な審査対象とはするつもりでいるんだろうが、過去の実績も見るということである。企画内容なんて重視されない可能性だってあるではないか。しかも、募集要項を郵送までしてきてまだ実績などというあてにならないものを参考にしようというのか?

●そもそも調査企画を求めるこの手のコンペ、設計コンペなどと異なり、どのような企画書においても実施内容が明確にできる筈もなく、当然審査もいい加減な判断で行われるに決まっている。

 こんなものに応募できないではないか。
#そういえば、以前、私が当選した調査企画コンペ、実施に至らず消えてしまったこともあったことを思い出した(^^ゞ。もっと責任を持って下さいと言いたいところである。

 近年、調査企画に限らず、設計コンペ、事業コンペ等のコンペが花盛りであり、その方法も、プロポーザルのような判断基準があいまいなコンペがめずらしくない。
 発注者側の気持ちはわからないわけではないが、私には、それらの殆どが安易で無責任な選定方法のように思えて仕方ない。同じ手間・費用をかけるなら、発注者自ら責任を持って事業者を選定し、事業者と密接なコミュニケーションをとりながら進める方が、余程大きな成果が得られるでしょうに…。

 少なくとも調査業務について言えば、その仕事でしか対価が求められない仕事なのに、それを入札やコンペ等で取りに行かなければならない仕事なら、私はもうそんな仕事はしなくてもいいと思っている。
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